UA-29615907-2

Natsuko ADACHI study

鳴門教育大学
学校教育研究科 自然系 (地学)
Department of Geosciences, Naruto University of Education

徳島県鳴門市鳴門町高島, 772-8502
Naruto Tokushima, 772-8502, Japan

HomeB.pngnadachi[@]naruto-u.ac.jp


 現在のサンゴ礁で代表される「生物礁」は,生物多様性の極めて高い生態系の一つです.それら生物礁は,礁を構築する生物 (造礁生物) が「環境の変化」に影響を受けて成長・衰退を繰り返した記録でもあります.地質時代の生物礁は,様々な生物 (サンゴや海綿などの造礁骨格生物とともに微生物類)によって形成されたことが明らかになってきました.特に,地質時代の生物礁に着目し,「造礁骨格生物と微生物類の共進化過程」と「海洋古環境の変遷様式」を明らかにする研究を進めています.以下のテーマについて研究を進めています.

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カンブリア紀礁生態系と地球表層環境の変動ー古杯類礁の消滅とその後の微生物類礁の持続的繁栄ー

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Ordovician 01.jpg   カンブリア―オルドビス紀における生物礁の転換−微生物礁から後生動物礁への置換背景−

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P9060015.JPGオーストラリア東部のシルル系石灰岩

生物礁構築における微生物類の役割

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th.jpg最下部トリアス系に特徴的な微生物岩

生物大量絶滅事変直後の生物相と地球表層環境

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IMG_0003.JPG微生物岩の代表ストロマトライト
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DSCN0467 のコピー.JPG古杯類ー石灰質微生物類礁

学会発表

・2016/09/10-12 日本地質学会 (東京) に参加し,『モンゴル西部Zuune Arts地域に分布するカンブリア系第二統の生物礁−古杯類大繁栄期の礁の特性−』 (足立奈津子・辻村滉佑・江﨑洋一・渡部真人・Gundsambuu ALTANSHAGAI・Batkhuyag ENKHBAATAR・Dorj DORJNAMJAA) について発表をおこないました.
本発表が,優秀ポスター賞に選ばれました.

調査

・2016/08/01-20, モンゴル西部地域において,エディアカラ系〜カンブリア系生物礁に関する野外調査をおこないました.
広範囲に分布する小規模ドーム状ストロマトライトが観察されました.

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学会発表

2016/01/29-31 古生物学会 (京都) に参加し,『南中国湖北省崇陽地域の最下部トリアス系に特異なストロマトライト‐形成様式と地球生物学的意味‐』 (足立奈津子, 淺田雄哉,江﨑洋一,劉 建波) について発表をおこないました.

論文

2015/06 北中国山東省カンブリア系 (第三統) から産出する海綿ー微生物類礁に関する論文Cambrian Series 3 lithistid sponge–microbial reefs in Shandong Province, North China: reef development after the disappearance of archaeocyaths』(Adachi, N., Kotani A., Ezaki, Y., and Liu, J.) が,Lethaia から出版されました.

学会発表

2014/09/13-15 日本地質学会 (鹿児島) に参加し,『北中国山東省でのカンブリア紀生物礁の特徴と変遷様式』(足立奈津子, 江﨑洋一,劉 建波) について発表をおこないました.

調査

2014/08/07-20, モンゴル西部地域において,エディアカラ系〜カンブリア系生物礁に関する野外調査をおこないました

古杯類 (海綿動物) が最も繁栄した,カンブリア紀前期の多様な礁を調査しました.

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学会発表

・2014/06/27-29, 日本古生物学会(福岡)に参加し,『北中国山東省カンブリア系第三統に認められるドーム状スロンボライトの形成様式』(足立奈津子, 江﨑洋一.劉 建波) について発表をおこないました.

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書籍

2014/04/10発売 週刊「地球46億年の旅, 11号 オルドビス紀の最強捕食者オウムガイ類」の監修に協力しています.オルドビス紀の生物礁生態系の転換,生物大放散事変などが,カラフルな図とともに紹介されています.

学会発表
2014/01/14-26 日本古生物学会 (三田) 大会に参加し,『北中国山東省カンブリア系第三統から産出する海綿−微生物類礁の構築様式と発達の意義』(足立奈津子, 小谷綾香,江﨑洋一.劉 建波) について発表をおこないました.

2014/01/14-26 日本古生物学会 (三田) 大会に参加し,『和歌山県由良町地域に認められる厚歯二枚貝を産する特異な礁の特徴と形成様式』(平田泰之,南 翔平,足立奈津子, 江﨑洋一について発表をおこないました.本発表が,「優秀ポスター賞」に選ばれました.

書籍

2013/11/12, 技術評論社から出版された,生物ミステリーシリーズ オルドビス紀・シルル紀の生物」にて,中国湖北省から産する「オルドビス紀前期礁」に関する,私たちの研究成果が紹介されました.たくさんの写真やイラストをもとに,古生物たちの世界が面白く紹介されている書籍です.




2005年 3月 博士 (理学)  大阪市立大学

  • 学位論文「Middle Palaeozoic calcimicrobes and microbialites: carbonate lithogenesis and geomicrobiological implications (中部古生界のカルシマイクローブとマイクロバイアライト: 炭酸塩岩の形成様式と地質微生物学的意味)」


2005年 4月〜2007年 3月  大阪市立大学大学院理学研究科研究生
2007年 4月〜2009年 4月 日本学術振興会特別研究員PD (宮城教育大学)
2009年 5月〜2010年 3月 日本学術振興会特別研究員PD (北京大学)
2010年 4月〜2011年 3月 北京大学博士研究員
2011年 4月〜2013年 3月 大阪市立大学理学研究科 生物地球系専攻地球学教室特任講師
2013年 4月〜 鳴門教育大学大学院学校教育研究科 自然系 (地学) 准教授





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